Taikiの創成日記のテーマ
#起業

事業計画策定~「これ我々潰れないですか?」

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本当は、考えてきた事業計画を、きれいに整理して公開するつもりでした。

でも、パートナーから事業計画に対して根本的な指摘をもらいました。
しばらく考えて、確かにそのとおりだと納得したので、計画を一度作り直すことにしました。

なので、きれいな完成品を見せる代わりに、この「作り直し」のプロセスそのものを、リアルタイムで書いていくことにします。

モニター検証結果も踏まえて立てた計画

数か月かけて、事業計画は何度も書き直してきました。
思いつきで進めるのが怖かったので、開業前に無償で支援をさせてもらい、需要や「いくらなら払ってもらえるか」まで実地で確かめました。うまくいかなかった検証結果も正直に反映して、撤退の基準まで先に決めました。

数字にも一応の根拠があり、難しくはありつつもいけると感じていました。

パートナーの一言

その計画を説明していたとき、パートナーが言いました。

「この計画、我々潰れないですか?」

ハッとしました。
ここまで検証を重ねて、現実路線を追い、無理のない数字にしてきたつもりでした。
でも、頭を冷やして計画を見直してみると、まったくそのとおりでした。

「丁寧さ」が、そのまま「労働量」になっていた

私たちのサービスは、単価を抑えて、一人ひとりに手厚く伴走する設計でした。
「提案して終わりにしない、現場に入り込む」という理想を、そのまま形にしたつもりでした。

ところが、この「丁寧さ」には落とし穴がありました。
手厚く伴走するということは、お客さんが一人増えるたびに、私たちが使う時間もそのまま増えるということです。

つまり、売上を伸ばす=お客さんを増やす=働く時間を増やす、という構造になっていた。
これは、いわゆる薄利多売です。
単価が低いぶん、たくさん数をこなさないと事業が大きくならない。
でも数をこなすほど、二人の時間は削られていく。これはキツイ。

計画上は成立している数字でした。
ただしそれは、「二人が限界まで働き続ける」ことが前提の数字になっていました。
良いサービスを作ったつもりが、自分たちが先に潰れる計画になっていました。

自分だけでは気が付かなかった。
パートナーがいて良かったと心から思えました。

これから、何を作り直すのか

方向性はまだ模索中ですが、考えていることははっきりしています。
働いた時間の量に、売上がそのまま比例しない構造をどう作るか、ということです。

丁寧さは捨てたくありません。でも、時間の切り売りからは離れないといけない。
仕組みで届けられる部分と、人が入るべき部分をきちんと分ける。
このあたりを、今まさに二人で組み直しているところです。答えはまだ出ていません。

起業は、いい計画を作ることよりも、間違いに早く気づいて直せることのほうが、おそらく大事です。
開業前にこれに気づけたのは、運が良かったと思っています。

次回は、実際にどう計画を組み直したのかを書く予定です。

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